ヘアカラーで人気のあるミルクティーベージュ。
ミルクティーベージュに染めたいけど、市販品で安く済ませたい。市販品の白髪染めでミルクティーベージュにすることは可能?
結論から言うと、白髪染めでミルクティーベージュに染めることは可能ではあるのですが、綺麗なミルクティーベージュに染まるかは髪質や元の髪色によって異なってきます。
色味の再現度を上げるには、美容室で染めるのが一番いいのですが、コスト面を考えるとちょっとね、、、
ということで、市販品の白髪染めでミルクティーベージュに染める方法や白髪染め以外の方法も紹介していきますね。
白髪染めでミルクティーベージュならブリーチが必要

市販の白髪染めでキレイなミルクティーベージュにしたいのであれば、髪全体の色をブリーチしてから染めることをおすすめします。
白髪染め又はヘアカラー剤のみでミルクティーベージュにすることは可能ですが、市販品ではなかなか色味を再現しづらいんです。
白髪自体には色が入りますが、黒髪を発色させるにはちょっと厳しい。白髪染めも一度脱色してから色を入れるという原理で染めるのですが、カラー剤のブリーチほど脱色効果がありません。
髪の毛が細いひとだったら大丈夫ですが、太くて赤みがつよい人は、ほとんど染まらないと言ってもいいでしょう。
なので、市販品でミルクティーベージュを再現したいなら、一度ブリーチしてから染めたほうがミルクティー感が強く出ます。
白髪染めでミルクティーベージュはトリートメント剤もおすすめ

髪の痛みが気になる人は、白髪染めシャンプーやトリートメント剤を使うのがいいですよ。
これなら髪を傷めることなく、ミルクティーベージュに染めることができます。
ただし、染まり上がりまで時間がかかるというデメリットがあります。
時間がかかってもいいから髪を傷めずに染めたい人は、シャンプーやトリートメント剤を利用します。
心配なら美容室で染めるのがおすすめ
市販品の白髪染めでミルクティーベージュに染める方法を紹介してきました。
実際にに染まる色は、髪質や環境によって異なってきますので、どうしても心配なら美容室で相談してみましょう。
続いて、市販の白髪染めでミルクティーアッシュに染めることができるの?おすすめの白髪染めってあるの?について紹介していきます。
ミルクティーアッシュってどんな色?

秋にオススメのカラーのひとつ「ミルクティーアッシュ」
ミルクティーアッシュの色味は、仕上がりの明るさでイメージが変わってきます。
暗めの場合は、大人っぽい品もあり、ほんのりピンクで可愛らしさも出すことができるキレイな色味です。
ピンクと聴くと少し敬遠されるかもしれませんが、紫に近く秋のファッションにもマッチしやすい素敵な色味です。
また、明るめの場合はアッシュならではの透け感、透明感にピンクの柔らかな色味が光の加減で様々な表情を見せてくれるオシャレなカラーです。
同じミルクティーアッシュでも、明るさで印象が大きく変わります。最初は濃いめに色を入れて、少しずつカラーの色落ちを楽しむのも良いでしょう。
白髪染めでミルクティーアッシュにできる?
最近は自宅でも簡単に染められるように、市販のカラー剤もバリエーションが増えてきました。
自分で染める場合でも、白髪の量や今の髪の状態にもよりますが、ミルクティーアッシュに近い色味にすることはできます。
また、サロンで染める場合はその時の髪質や色味に合わせて薬剤を調合するので、希望通りの色味を出すことができます。
髪の毛の根本から染めて、毛先を時間が経ってから塗るのは色の入り具合を見るためや、根本と毛先を同じ明るさにするためにそれぞれ調合を変えるためです。
根本と毛先で明るさや色味が変わってしまうのを防ぐために、薬剤や塗布時間を考慮しているので自身で何度も染めている場合や、ムラになってしまう方は美容師の塗り方を参考にしてみてください。
白髪染めでミルクティーアッシュに染める方法

ミルクティーアッシュの色味を出す場合は、ミルクティーの色味を出す際にピンクだけではなく紫系のカラーを使うこともあります。
白髪染めで染める場合は、白髪がしっかり染まるように元々の色素が濃く設定されている場合があるので、暗めの明るさのほうがキレイに発色し長持ちするでしょう。
白髪染め専用の薬剤でも、色のバリエーションは豊富です。
自分の今の色味や、白髪の量に合わせて決めると良いでしょう。
また、ミルクティーアッシュに染める場合は赤系のカラーで染めている髪の毛のほうがピンクの色味をしっかりさせることができます。
また、アッシュ感を強く出したい場合は、染める前の髪の毛を少し明るくしてから染めると透け感や透明感が出やすいです。
ただ、注意点として塗ってから時間を長く置けば良いというわけではありません。
色が入りすぎて思っていたよりも暗くなってしまったり、髪の毛のダメージにもつながってしまいます。放置時間の目安があると思うので、基本はその時間通りに流すのが良いでしょう。
また、自身で染める場合も流す前にどれくらい染まっているか確認するだけでもキレイな仕上がりにつながります。
塗り始めてから薬剤は効力を発揮しているので、ムラ防止にもなります。
ミルクティーアッシュに染める場合は、商品の名前を判断基準にできます。
ピンクという言葉がなくても、仕上がりはミルクティーアッシュに近い商品も多いです。
カラー名は、使った薬剤の色で付ける場合もありますが、仕上がりのイメージで付けるほうが多いです。カラー名も、ヘアスタイルのスタイル名と同じように考えることができます。
カワイイ系のピンクは、キュートやピュアなどの言葉で表現できますし、大人っぽいピンクであればクールやエレガントなどで表現しています。ミルクティー系のカラーはツヤ感が出るので、髪の毛がキレイに見えます。
アッシュは「くすみ」「透明感」のようなイメージなので、「セピア」や「ダスティ」などで表現されています。本来アッシュは「灰色」という意味ですが、日本人特有の赤みがある髪の毛の色味を打ち消すために青色や紫色の色素を使っています。
「灰色」だと仕上がりのイメージがなかなか伝わりにくいですが、「ラベンダー」や「ブルーベリー」など花や果物で例えることで仕上がりの印象をつけることができます。