グレイヘアは、近年人気が高まっている白髪を活かしたスタイルです。
白髪を隠すことなく、自然な状態の髪色を楽しみたいと考える人が増えています。
本記事では、グレイヘアにするための方法や、グレイヘアの注意ポイント、向いている髪型などを詳しく紹介します。
ヘアスタイルを変えたい、グレイヘアに興味のある人は、ぜひ参考にしてください。
グレイヘアとはどんな髪型?
グレイヘアとは、白髪を染めずにそのまま活かしたヘアスタイルのことです。
白髪交じりの状態でいるのがグレイヘア。
ありのままの髪色を楽しむことができます。自然体でいられることが人気の理由のひとつです。
40代にもおすすめ!グレイヘアにするために必要な条件はある?
グレイヘアにするためには、何をすればいいのでしょうか。
ここでは、グレイヘアにするために必要な条件について詳しく解説していきます。
グレイヘアは自分が始めたいときから初めてよい
自然体でいられるのがグレイヘアです。いつかはグレイヘアにしてみたいと思う人は少なくありません。
白髪が気になりだす40代〜興味を持つ人がいます。男女とも興味を持っている人が多いスタイルです。
白髪染めを行う場合、その頻度は年齢とともに増えていきます。
そのため、手間がかかる年齢を重ねるにつれ、白髪染めをやめたい人が多くなる傾向があるのも確かです。
グレイヘアを始めるには、白髪の量に関係なく自分がしたいと思ったタイミングで構いません。
グレイヘアには移行期間が必要
グレイヘアが完成するには、個人差はありますが、カットやカラーをしながら1〜2年程度はかかるといわれています。
そのため、グレイヘアが整うまでには移行期間が必要です。
白髪をそのままにしてナチュラルに過ごすというのも1つの方法ですが、カラーアレンジを楽しみながら過ごすことも可能です。
移行方法は、次で詳しく解説します。
グレイヘアへ移行する方法
ここでは、グレイヘアへ移行する方法について詳しく解説していきます。
自分に合った方法で、調整しながら移行期間を過していきましょう。
白髪染めの色を徐々に明るい色でカラーにしていく
少しずつ明るい色のヘアカラーに変えていき、最終的にグレイヘアにする方法です。
ヘアカラーをいきなりやめてしまうと、新しく生えてくる白髪と染めている髪との境目がはっきりと目立ってしまいます。
白髪染めをしている場合は、そのつど以前より明るい色で染めていくことで、自然と明るくしていくことが可能です。
ブリーチをする
ブリーチは、髪を脱染するため、白髪染めをしている部分をブリーチによって簡単に明るくすることが可能です。
ブリーチは色を抜くだけなので、上からさらにカラーをすることできれいな仕上がりが期待できます。
明るくブリーチで染めた髪は、暗くせずに柔らかい色でカラーするのがポイント。白髪との境目をぼかしてくれます。
ハイライトを入れる
ハイライトはブリーチの一種ですが、細い毛束を脱色する技術です。
髪全体の所々に明るい色がメッシュ状に入るのでおしゃれな印象で、しかも新しく生えた白髪との境目を目立たなくすることができます。
移行するには、ハイライトを数カ月に1回入れながら様子をみて、自分本来の髪色に戻していきます。比較的早く移行できる方法です。
グレイヘアに向いている髪型
ここでは、グレイヘアに向いている髪型について詳しく解説していきます。
グレイヘアをセンス良く見せるヘアスタイルで、白髪を上手に活かしてみましょう。
ショートヘア
綺麗なツヤとハリのあるグレイヘアを、キープするために適しているスタイルはショートヘア。
長さが短いとふんわりとハリが出るのも魅力です。
サイドと襟足は柔らかく刈り上げて、前髪はかき上げるように後ろに流してすっきりさせると知的な印象になります。
ボブヘア
今っぽさを取り入れた前下がり風なボブなら、グレイヘアがグッとおしゃれに見えます。
トップから後頭部にボリュームをもたせ、襟足からあごに向けての前下がりラインがポイント。
ちょっと下を向いたときの首まわりがとてもきれいです。
パーマスタイル
グレイヘアにパーマをかけると、髪にボリュームや動きをもたせることで白髪とリタッチの境界線が目立たなくなります。
後頭部を中心にかければ、シルエットがきれいでまとまりがよくエレガント。
品のある雰囲気に仕上がります。
グレイヘアをおしゃれに見せるために注意すること
グレイヘアにしたあと、なんとなく老け込んで見られることがあります。
ここでは、グレイヘアをおしゃれに見せるために注意することについて詳しく解説していきます。
こまめにヘアカットをする
グレイヘアは髪型も重要です。きれいに決まっているからこそ活かされます。
ショートの場合は1か月に1回、ミディアムからロングの場合は2か月に一度のペースでメンテナンスを行いましょう。
こまめにカットすることで、シルエットをきれいに保つことができます。
そのため、スタイリングやお手入れを楽に行うことができるでしょう。
おしゃれ染めをする
白髪染めを止めたら、ヘアカラーをしないのではなく、おしゃれ染めを取り入れてみましょう。
白髪染めの薬剤には、白髪に定着しやすい濃く赤みの強いブラウンが多く含まれているのですが、おしゃれ染めはそこまで多く配合されていません。
白髪に色味だけが入るので、透明感のある柔らかい色味のヘアカラーが楽しめます。
おしゃれに気を配る
グレイヘアにしたあとは、老け込んだと思われがちです。
服装やメイクにも気を配り、きちんとしたスタイルを心がけましょう。
また、髪の色が変わることで、今まで来ていた服やメイクが似合わなくなることがあります。
髪の色に合わせて見直すことが必要です。
明るい色やはっきりした色のものを選ぶと元気な印象をもたせるため、小物などに鮮やかな色味を足してみてください。
ヘアケアをしっかりとする
年齢とともに髪質が変化していきます。シャンプーやトリートメントは、髪質にあったものを選びましょう。
ボリュームが出にくい、細毛が気になる場合は、ハリやコシの出るものがおすすめ。
また、気になる黄ばみについては、グレイヘア専用のシャンプーや紫シャンプーのように、色味の入ったタイプで洗えば、黄ばみを取ってくれます。